食べるレチノールとは?SNSで話題のにんじんサラダを作ってみよう

食べるレチノールとは?SNSで話題のにんじんサラダを作ってみよう


最近、SNSなどで見かけることが増えた 「食べるレチノール」 という言葉。

「化粧品でよく聞くレチノールを、食べ物からも取り入れられるの?」
「肌の乾燥や年齢による変化が気になるから、食生活も見直したい」
と感じている方も多いのではないでしょうか。

食べるレチノール、食べる美容液として、特に注目されている食材が にんじんです。

にんじんなら日々の食事に取り入れやすく、サラダやスープ、 ジュースなど、いろいろな食べ方を楽しめます。

ただし、最初に知っておきたいことがあります。

にんじんに、化粧品などに使われるレチノールそのものが 多く含まれているわけではありません。

食べるレチノールとは?

「食べるレチノール」は、正式な栄養学上の名称ではありません。

にんじんなどに含まれるβ-カロテンが、体内で必要に応じて ビタミンAに変換されることから、美容を意識する方にも分かりやすい表現として使われています。

▼ここがポイント 正確には、レチノールをそのまま食べるのではなく、 β-カロテンを含む食材を食生活に取り入れる ということです。

少し難しく聞こえるかもしれませんが、特別なことを始める必要はありません。

いつもの食事に、にんじん料理を一品加える。まずはそれくらいの気軽さで十分です。

レチノールとβ-カロテンは同じもの?

レチノールは ビタミンAの一種で、レバーや魚、卵、乳製品など主に動物性食品に含まれています。

一方、にんじんなどの植物性食品に含まれているのがβ-カロテンです。 β-カロテンは、体の中で必要に応じてビタミンAへ変換されます。

「食べるレチノール」という言葉だけを見ると、 にんじんを食べれば化粧品のレチノールと同じようなものを取り入れられると思ってしまうかもしれません。

しかし、食べ物と化粧品では、取り入れ方も役割も異なります。

にんじんは化粧品や医薬品の代わりではなく、 毎日の食事に取り入れられる身近な野菜です。

にんじんだけに頼るのではなく、食事全体のバランスや睡眠、 紫外線対策なども意識しながら取り入れてみてください。

SNSで話題!食べるレチノールのキャロットリボンサラダ

食べるレチノールのレシピとして注目されているのが、 ピーラーを使って作る 「キャロットリボンサラダ」です。

にんじんを細く切る必要がなく、ピーラーで薄く削って 調味料と和えるだけ。

包丁をほとんど使わずに作れるうえ、 リボンのような見た目も楽しめます。

基本レシピ
キャロットリボンサラダ
材料(2人分)
  • にんじん:1本(約150〜180g)
  • レモン果汁:小さじ2
  • オリーブオイル:大さじ1
  • はちみつ:小さじ1
  • 塩:ひとつまみ
  • 粗びき黒こしょう:少々
作り方
  1. にんじんをよく洗い、ヘタを切り落とします。
  2. ピーラーで、にんじんを縦方向に薄く削ります。
  3. ボウルにレモン果汁、オリーブオイル、はちみつ、塩を入れて混ぜます。
  4. リボン状にしたにんじんを加え、やさしく和えます。
  5. 5〜10分ほど置き、黒こしょうを振ったら完成です。

少し時間を置くと味がなじみ、 にんじんもしっとりとした食感になります。

オリーブオイルを使う理由 β-カロテンは脂溶性の成分なので、 オリーブオイルを使ったドレッシングとも 相性のよい組み合わせです。

基本のサラダを楽しむ3つのアレンジ

りんごとレーズン

薄く切ったりんご1/4個と、レーズン大さじ1を加えます。 みずみずしさと甘みが加わり、にんじんの青っぽい風味が 気になる方にも食べやすい味になります。

ナッツとチーズ

粗く砕いたくるみやアーモンド大さじ1と、 粉チーズ小さじ1〜2を加えます。 香ばしさとコクのあるデリ風サラダになります。

ツナと粒マスタード

ツナ缶1/2缶と粒マスタード小さじ1を加えます。 パンやごはんにも合わせやすい、 食べ応えのあるおかずサラダになります。

毎日同じ食べ方を続けるのではなく、 その日の気分に合わせて味を変えることが、 無理なく続けるコツです。

生で食べるなら、にんじん選びも大切

キャロットリボンサラダは味つけがシンプルなため、 にんじんそのものの味や食感がよく分かります。

みずみずしく自然な甘みを感じるにんじんもあれば、 青臭さやえぐみを感じるものもあります。

生で食べるにんじんを選ぶときは、
表面にハリがあり、 色が鮮やかなものを選びましょう。


持ったときに軽すぎないか、切り口が大きく変色していないかも 確認してみてください。

また、産地や栽培方法が分かるものを選ぶのもひとつです。

農薬や化学肥料を使わずに育てられたにんじんについては、お客様から
「青臭さが少なく感じた」
「人参苦手だけど、生でも甘くて食べやすかった」
といった声をいただくことがあります。

もちろん、味わいは品種や産地、収穫時期、保存状態によっても変わります。そのため、農薬を使っていないにんじんが必ず甘いということではありませんが、生でまるごと食べるからこそ、価格だけでなく、鮮度や産地、栽培方法なども見ながら、自分が安心して選べるにんじんを探してみてください。

食べるレチノールの注意点

一つの食品だけに偏らないこと

体によさそうな食材ほど、たくさん食べたくなるかもしれません。 しかし、どのような食品でも、極端に偏った食べ方はおすすめできません。

にんじんだけで食事を済ませるのではなく、肉や魚、卵、 大豆製品、そのほかの野菜などと組み合わせましょう。

また、食品としてにんじんを食べることと、 β-カロテンを高濃度に含むサプリメントを摂取することは同じではありません。

治療中や服薬中の方、食事制限がある方、 サプリメントを利用している方は、 医師などの専門家へ相談してください。

食べるレチノールを毎日の食事のきっかけに

食べるレチノールとは、にんじんなどに含まれるβ-カロテンを 食事から取り入れることを、分かりやすく表した言葉です。

にんじんにレチノールそのものが多く含まれているわけではありません。

この違いを知ったうえで、毎日の食卓に無理なく取り入れてみてください。

最初から毎日食べようと頑張る必要はありません。

まずは、ピーラーでにんじんを削り、 キャロットリボンサラダを一品作ってみる。

いつものサラダとは少し違う見た目や食感を楽しむことが、 新しい食習慣を始めるきっかけになります。

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